日本語ドメインとは

1.ドメインとは

日本語ドメインについて解説する前に、インターネット上の住所であるドメインについて簡単に説明したいと思います。例えば、貴方がインターネットエクスプローラーを使って様々なホームページを閲覧していると仮定します。この時、異なるホームページを見る度にインタネットエクスプローラーの上部に表示されているアドレスバー内の「 http://........../...../..... 」といった表記が変わっているのをご存知でしょうか?

←この部分をアドレスバーと呼びます。

IT関係者の間では、この「 http://........../...../..... 」の部分を指して、インターネットアドレス(直訳:インターネット上の住所)と呼んでいます。なぜ、この『 http://........../...../..... 』がインターネット上の住所と呼ばれるかと言うと、この部分をそっくり再現することで、また同じホームページにたどり着くことが出来るからです。インターネットエクスプローラーのホームページを「お気に入りに追加」する機能とは、コンピューターにこのインターネットアドレスを覚えさせることによって、何度でも同じホームページに簡単にたどり着くことが出来るようにする機能です。同様に、広告などに書かれている『 http://........../...../..... 』を忠実にアドレスバーに入力することによって、広告が意図するホームページに直接訪れることが可能となります。

さて、アドレスバー内の文字列をもう一度注意してご覧下さい。良く見ると、最初の「 http:// 」から次の「/」までの文字列は必ず、「○○.△△」や「○○.△△.□□」と言った具合に、「.」(ドット)によって区切られた表記をされていることにお気づきになると思います。この「○○.△△」や「○○.△△.□□」が一般にドメインと呼ばれ、インターネットアドレスの最小単位となります。通常、ドメインをアドレスバーに入力すると、「 http:// 」と次の「/」が自動的に付加され、該当する会社やブログホームページの入り口に辿りつきます。例えば、ヤフーのドメインは「yahoo.co.jp」、ミクシィのドメインは「mixi.jp」になります。宜しかったら、是非これらをアドレスバーに入力してみてください。それぞれのホームページ入り口に移動できると思います。ちなみに、多くのホームページでは、ドメインを入力すると自動的に当該ドメインの前に「 www. 」が追加表記されますが、この「www」は「world wide web」(直訳:世界に広がるインターネット)を意味しており、○○.△△がインターネットアドレスであることを強調するために用いられます。

ドメインは覚えておくことが出来れば非常に便利なもので、わざわざグーグルやヤフーなどの検索エンジンを使わなくても、アドレスバーにドメインを入力することで直接目的のホームページに訪れることが可能となります。日本で一般的に用いられているドメインは「○○.jp」や「○○.com」、「○○.co.jp」などです。他にも「○○.net」や「○○.biz」、「○○.ac.jp」などのドメインが日本では使用されています。

2.日本語ドメインとは

では、日本語ドメインは何かと言うと、上述したドメイン「○○.jp」や「○○.com」、「○○.net」の、「○○」の部分を日本語で表記することを可能としたものです。従来、ドメインがインターネットアドレスとして機能するためには、「○○」に英語のアルファベット26文字とハイフン、アラビア数字しか使うことが許されていませんでした。このことは、英語を母国語とする人たちには都合が良かったのですが、英語を母国語としない日本人にとって、ドメインを外国のアルファベットで書かれた覚えにくいものにしてしまいました。せっかく便利なはずのドメインも覚えられなければ使用されるはずもなく、日本人の多くはこれまでほとんどドメインを使用することなく、検索エンジンやリンク、お気に入りを頼りにインターネットを閲覧してきました。

しかし、ドメインに日本語を使用出来るとしたらどうでしょう?簡単に覚えられます!日本人にとって、「nihongo.com」よりも「日本語.com」の方が覚え易いのは、火を見るより明らかです。日本語ドメインは、これまで覚えにくかったドメインを日本語化することにより、覚えられるインターネット上の住所に変換したのです。詳しくは次項で解説しますが、今、インターネット上で日本語ドメインを使用できる環境が急速に整いつつあります。それに伴い、従来の英語アルファベットによるドメインから日本語ドメインへと、インターネットアドレスが少しずつ変貌を遂げようとしています。