日本語ドメインはダサくない

執筆日:2007年10月23日

インターネット上の掲示板やブログを徘徊していると、日本語ドメインはダサいと考える人が相当数いることに驚かされます。正直申し上げまして、私の乏しいデザインセンスでは、日本語ドメインのどこがダサいのか、全く理解が出来ません。英数字がカッコよいという主張ならある程度は理解できます。というのも、外国語を見て格好が良いと考えたり、有難がる傾向は世界各国で見られることです。欧米諸国の若者に、好んで漢字の刺青をしている人が多いのは、多くの日本人が知っていることと思います。東南アジアの街角などで、意味不明の日本語が書かれたTシャツなどを着て歩いている若者も多く見受けられます。その多くは、日本人の感覚から言うとダサく映るものですが、Tシャツを着ている本人にはきっと格好良く映っているのでしょう。だから、日本人がアルファベットを見て格好良いと感じることは、特に不思議ではありません。おそらく、自分が良く理解できない複雑なものを有難がるのは人間の性質の一つなのだと思います。

私が理解に苦しむのは、母国語である日本語をダサいと感じる感覚です。私の知ってる外国人で、自分の母国語についてダサいと言った人はいません。もしかしたら私が知らないだけで、母国語をダサいと考える人物は世界中に大勢いるのかも知れませんが、私の想像では、そのような人は稀だと思います。もしかしたら、①の感覚は、一部の人が主張している「日本人の自虐性」と関連があるのかもしれません。認知心理学によると、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」というのは極めて自然な認知状態だそうです。そうでないと、人は認知的不一致の状態に陥ってしまうのだそうです。だとすれば、日本、或いは日本人について悪いイメージを持っている自虐的な日本人にとって、日本語ドメインすらもダサく思えてしまうことは、もしかしたら当然なのかもしれません。そのぐらいの説明しか私には思い浮かびません。

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